ロレックス人気モデル!エクスプローラー
ロレックスの「エクスプローラー」は1953年に『冒険家のためのデザイン』として登場以来、耐久性や実用性に優れた点が人気のモデルです。
強調された「3・6・9」の文字盤、夜光塗料が塗布された針やインデックスが特徴的です。
1971年に登場した「エクスプローラーⅡ」は、これまで黒のみだった文字盤に白が加わり、さらにカレンダー機能や24時間針、リューズガートが新たに採用され、より機能性と耐久性に優れたモデルとして今も尚人気を得ています。
ロレックス エクスプローラーのよくあるトラブルと原因
それでは修理業者の実例をもとに、「ロレックス エクスプローラー」に起こりうるトラブルと原因について紹介します。
似たような症状が出ていないかチェックしてみましょう。
- リューズが動かない・空回りする
- 針が動かない、時刻がずれる
- ケースが曇る
- リューズが動かない・空回りする
オイル切れによりリューズが固くなってしまったり、固くなったリューズを無理に回すことでゼンマイ切れが起こっている可能性があります。
オイルが不足・劣化していないかどうかは、中の状態を点検しないとわかりません。
そのため、ロレックスは3~4年に1度はオーバーホールをおこなうことをお勧めしています。
- 針が動かない、時刻がずれる
時計が止まってしまっている場合、オイル切れにより部品が摩耗し、破損している可能性があります。また、磁気帯びによって時刻が頻繫にずれてしまう等の原因も考えられます。
- ケースが曇る
ケース内に曇りや水滴が見られる場合、パッキンの劣化やネジの緩みにより中に水が浸入してしまっている可能性が高いです。
ロレックスの時計全体に対していえることですが、あらゆる環境を想定し、耐久性に優れているため、長い間メンテナンスに出していなくてもパフォーマンスが衰えにくいのが特徴です。
つまり、内部で起こっている不具合を実感しにくいため、こうしたトラブルに発展した際に、既に深刻な状態に陥ってしまっているケースも多いのです。
エクスプローラーの修理費用を比較
日本ロレックスの正規メンテナンスと一般の時計修理業者のオーバーホールの料金を紹介します。
エクスプローラー(ref.14270/114270/21427)
日本ロレックス | オロロジャイオ | CIEN | WATCH COMPANY | |
料金 | ¥43,000~ | ¥22,000~ | ¥23,000~ | ¥23,000~ |
納期 | 約1.2ヶ月 | 約3週間 | 約3週間 | 約3週間 |
エクスプローラーⅡ(ref.16550/1657)
日本ロレックス | オロロジャイオ | CIEN | WATCH COMPANY | |
料金 | ¥45,000~ | ¥22,000~ | ¥23,000~ | ¥23,000~ |
納期 | 約1.2ヶ月 | 約3週間 | 約3週間 | 約3週間 |
オロロジャイオの修理実績
時計の心臓に当たるテンプという部品の耐震装置が外れておりました。
テンプの軸の上下を2重構造の人工ルビーで支えておりまして、ショックに耐えられるようその人工ルビーをさらにバネで支えております。
おそらく衝撃でバネが外れ人工ルビーも外れておりました。
オーバーホールし機械内部に紛れ込んだ部品を回収し取付を行いました。
【修理料金】 | |
オーバーホール | ¥22,000 |
オーバーホールで発覚してよかったですね!
オロロジャイオおすすめポイント
- 経験10年~30年の技能士だけが在籍
- 1級時計修理技能士、2級時計修理技能士が対応
- ブランド別に定期的に割引キャンペーンの実施あり
CIENの修理実績
ムーブメント内部油汚れのためオーバーホールが望ましい状態です。
交換パーツは不要と判断したので基本料金での案内となります。
新品仕上げで外装の傷取りもさせて頂きました。
【修理料金】 | |
オーバーホール | ¥23,000 |
新品仕上げ | ¥8,000 |
小計 | ¥31,000 |
CIENおすすめポイント
- 元ロレックスの技術者が在籍
- オーバーホールと同時利用で新品仕上げ(研磨)が半額以下に
- クレジットカードでのオンライン決済可
まとめ
ロレックスは機能的て耐久性に優れた作りとなっているため、多少の不具合が生じていても日常で使用するうえでは問題がなく、症状が悪化するまで異変に気が付きにくいという傾向があります。
そのため、エクスプローラーは3~4年に一度はオーバーホールに出しましょう。
ブロに分解・点検してもらうことで、潤滑油の不足や部品等に劣化・摩耗が出ていないか確認し、一生ものとして永く良い状態を保つことができます。
最後まで、ごらんいただきましてありがとうございました。