タグホイヤー人気モデル!フォーミュラ
タグホイヤーのフォーミュラシリーズは、スポーティーかつ重厚感を備えた人気のモデルです。
1985年に、タグホイヤーがマクラーレンのレーシングチームに就いたことから、生誕のきっかけを作りました。
続く翌年の1986年にフォーミュラが誕生し、現在に至るまで革新的進化を続けています。
また、フォーミュラの名称はF1に強い結びつきがあり、デザインはマシンのコックピットをイメージして作られました。
アイルトン・セナが公式のアンバサダーを務めたことも、瞬く間に周知され今でも語り継がれているのです。
F1レーシングカーのタイヤを想起させるようなベゼル周りのデザイン。加えて、タグホイヤーのシールドタグは上下に分離し、大きくリューズに映えるように設置。
ストロングなインパクトこそありますが、男性・女性問わずに愛されているのも特徴的です。
例えば、レディースデザインだとオリーブ・ピンク・オレンジなど可愛らしさも備えたタイプもフォーミュラには見られます。
男性用モデル・女性用モデルでかなり印象が違う珍しいモデルですね。
機能性の高さからも幅広い層に人気な理由がうかがえます。
フォーミュラのよくあるトラブルと原因
それでは、次にタグホイヤーのフォーミュラでよくあるトラブルと原因についてご紹介します。
以下の事例のような症例がないか、チェックしておきましょう。
- ケースが曇る
- プッシュボタンが破損してしまった
- タキメーターの印字が墨落ちしてしまった
- 頻繁に時刻がずれる
- カレンダーの日付が切り替わらない
- ケースが曇る
ガラスの曇りは、湿度変化や雨天の際にリューズから内部へ水が侵入している可能性が考えられます。
少し曇るぐらいだからといって「故障ではないから、まだ対処は先で良い」と自己判断し、現状維持をしていませんか?
放置をしていると、部品交換で費用が高くつくリスクも発生してしまいます。
とはいえ、オーバーホールを行うことで、内部洗浄を行い湿気取りをはじめとした復元が可能です。
リューズ操作後はちゃんとロックがされているかきちんと確認しましょう。
また、ケース内に水滴などが見られた際は、悪化する前に修理を依頼しましょう。
オーバーホールをしておくと、内部洗浄も含めた保守をすることが可能です。
- プッシュボタンが破損してしまった
フォーミュラのタキメーター・クロノグラフモデルは、リューズ上下に付随するプッシュボタンがあり破損するケースもあります。
破損や欠けが生じているにも関わらず修理をしていないなら、内部へ小さなゴミもしくはホコリが溜まり故障を起こしてしまいます。
対応は、分解を伴うことからオーバーホール・プッシュボタン交換によって元の状態へ戻すことが可能です。
- タキメーターの印字が墨落ちしてしまった
タキメーターの印字が長期利用によって、剥がれてしまうことを墨落ちといいます。
例えば5年・10年以上など、長く使えば使うほど劣化が浮き彫りに。
部品交換とは違い、料金も1万円を切ることが大半なので、オーバーホール及び対処ができる専門の業者を選定することが望ましいでしょう。
- 頻繁に時刻がずれる
時計の進みが悪い、精度が落ちている、時刻が頻繁にズレるなど、時計の動きが安定しない場合は油の変質や消耗部品の摩耗が原因として濃厚です。
また、長期にわたってメンテナンスに出していないなら、油切れを起こしていることも考えられます。
油切れは内部部品の摩擦を増やしてしまい、結果、部品の破損が起きて交換作業が必要となってくる可能性が高くなります。
上記の理由に思い当たる節があれば、時計のオーバーホール専門業者への依頼がおすすめです。
- カレンダーの日付が切り替わらない
操作ミスでカレンダーの操作禁止時間に操作をおこなってしまった可能性があります。
日付が切り替わる午前0時の前後四時間、20:00~4:00はカレンダーの操作禁止時間です。
時計のカレンダーの日付が切り替わらない原因としては、本来、カレンダーの切り替えを担う歯車のツメが折れてしまったり、歯車同士のかみ合わせが緩くなってしまったりしている可能性が高いです。
カレンダーの異常に気付いたら早めに修理店へ相談しましょう。
また定期的な点検ををふまえたオーバーホールをしてもらい、必要に応じてパーツの交換を行うことが望ましいでしょう。
あちこち部品が破損して部品代だけで何万円もかかってしまう、なんてケースも多いので注意ですね!
オイルの不足や劣化、ゼンマイ切れは経年とともに避けられない現象です。
内部の状態を定期的にメンテナンスすることによって、一生ものとしての価値を本当に発揮できます。
タグホイヤー フォーミュラの修理費用を比較
予算・納期を見たうえ、依頼先を探して行きましょう。
タグホイヤーのメーカーメンテナンス
ブライトリングのメーカー修理を受ける際は、『エドワード クラブ』に入会していると費用がお得になります。
エドワードクラブの会員はメンテナンスサービス、オーバーホール(外装仕上げ込み)がそれぞれ、料金が約30%OFFの特別価格になります。
しかしながら、メーカー修理は元の料金が高い傾向にあるため、会員価格でも一般の時計修理店の方が安く依頼できるのは変わりありません。
フォーミュラ1(ref.383.513/1)
メーカー | エドワードクラブ 会員特別価格 | |
料金 | ¥41,250~ | ¥27,500円~ |
納期 | 約1~2か月 | 約1~2か月 |
※すべて税込み表示
一般の時計専門修理店
次に一般の時計専門修理業者の料金と納期です。
クオーツは2万円以内と、やはりメーカー修理よりも大幅に安く依頼が可能な点がメリットです。
WATCH COMPANY | オロロジャイオ | CIEN | |
料金 | ¥16,500~ | ¥16,500~ | ¥17,600~ |
納期 | 約2週間 | 約3週間~ | 約3週間 |
※すべて税込み表示
なお、フォーミュラに限定した記載ではないため、お電話やメールから問い合わせをすることが望ましいでしょう。
修理店に依頼してみたいけど実績や評判はどうなのかな…
ここからは、当サイトがおすすめするタグホイヤーの修理実績が豊富な価格の安い時計修理・オーバーホール専門店を紹介します。
WATCH COMPANY
WATCH COMPANYおすすめポイント
- 納期2週間から対応可
- 専属時計技師30人以上が在籍
- 月間1300本以上の実績あり
オロロジャイオ
オロロジャイオおすすめポイント
- 経験10年~30年の技能士だけが在籍
- 1級時計修理技能士、2級時計修理技能士が対応
- ブランド別に定期的に割引キャンペーンの実施あり
CIEN
CIENおすすめポイント
- 元メーカーの技術者が在籍
- オーバーホールと同時利用で新品仕上げ(研磨)が半額以下に
- クレジットカードでのオンライン決済可
まとめ
タグホイヤーのフォーミュラは、オーバーホールの実績がやや少なめということが特徴として見られます。
故障しにくいという、堅固な造りから頼もしさを覚える点でもあるでしょう。
しかし、故障が際立っていないため、メンテナンスをせずに内部の経年変化をそのままにしているケースも散見されます。
したがって放置は厳禁。3~4年の期間で1度はオーバーホールを行い、専門業者の確かな目利きにより軽微な不具合を見つけベストの状態へ導きましょう。
そのほか、油切れによる不良もオーバーホールには注油があるため心配ありません。加えて、リューズ・プッシュボタンをはじめ外部パーツの劣化も、オーバーホールとセットで求めやすい価格帯で依頼可能です。
オーバーホール+新品仕上げなど、タグホイヤーのフォーミュラを再び気持ち良く使えるよう、ぜひ腕利きの専門業者を検討してみましょう。
IWCポートフィノをいつまでも愛用できるよう、オーバーホールをぜひ視野に入れてみてください。
最後まで、ご覧いただきましてありがとうございました!